痛風　痛み止め薬の怖さ

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痛風　痛み止め薬の怖さについて

痛み止めの薬は、

①血管の開きを抑え、あえて血流を悪くすることで、患部への刺激を減らす

②白血球の活動を弱め、白血球の活動時のエネルギーなどで生じる炎症を抑える

というメカニズムで痛みを止めています。

血流が良いと、その圧力で患部が圧迫され痛みが増します。

また、白血球が、関節に溜まってしまった尿酸塩結晶を異物として攻撃（捕食）する際、
血管壁に相当のダメージを与え、それが激しい痛みとして表れます。

痛み止めの薬は、その白血球の活動を弱めることで活動エネルギーの発生を防ぎ、痛みを抑え込むという働きをしています。

ですから、痛み止めの薬を服用すれば、痛み自体は緩和されますが、
血管を塞いで血流を抑えるという作用は、当然、身体へのダメージは避けられないわけです。

痛風の痛みが発症すれば、医療機関でも対処療法で痛み止め薬を投与するわけですが、
これを長く続けていたり、繰り返していたりすれば、
薬剤乱用性頭痛や胃潰瘍などの消化器系疾患、血糖値上昇などの副作用に注意しないといけません。

痛み止めの薬というのはあくまでも一時的な対処療法でしかなく、
痛風の根本的治療にはなりませんし、薬に依存した対処法は前述のような副作用の心配にさらされることになります。

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