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コルヒチンについて
コルヒチンとは
痛風は、血液内の尿酸量が増えて結晶化(尿酸塩結晶)したものが足先や関節などに溜まっていく際に、好中球
という白血球の一種の細胞がこれらを異物とみなして捕食攻撃します。
その時のエネルギーが、激痛を発生させるわけですね。
コルヒチンは、この白血球の働きを抑えることで痛風の痛みを軽減する薬です。
コルヒチンの特徴
コルヒチンは痛風の発作が生じた時、あるいは何となく発作が起こりそうだと感じた時など、早めに服用するこ
とで最大限の効果を発揮します。
痛風の痛みが出て時間が経ってしまった場合は、すでに炎症が進んでいますのでコルヒチンで白血球の動きを抑え
ても効果は望めません。
また、コルヒチンは発症時の痛みに対する薬であって、結晶化した尿酸を排出して尿酸値を安定させるような働
きもありません。
あくまでも、痛風の痛みが発生した時の特効薬という位置づけですね。
さらに、もうひとつ注意しなければいけないのは、
コルヒチンには、副作用が報告されていますので、様子を見ながらの適切な服用が大事です。
【報告されているコルヒチンの副作用】
・白血球の減少
・血小板の減少
・腎障害
・肝障害
・筋肉痛
・脱力感
血中濃度の上昇・持続傾向がありますから、高齢者の方の服用は特に注意が必要です。
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