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痛風に抜群の効果を発揮するアンセリンとは?について
マグロやカツオなどの遠洋を高速で回遊する魚の筋肉に
アンセリンという成分があります。
これは越冬などで長距離を飛ぶ鳥の筋肉にも含まれています。
これらの生き物がなぜこれだけの体力があるのかということで研究された結果、アンセリンという成分が身体能力に大きく関与しているということが分かりました。
その後の研究では、このアンセリンを人が摂取することで、
・疲労を軽減する
・活性酸素を除去する
・炎症を抑える
・血圧を下げる
といった効果が期待できると報告されています。
ただ、この
アンセリンはもっと別の効果があるということが分かりました。
それが、
尿酸値を抑える
ということです。
□ 尿酸の生成を抑える作用
アンセリンはHPRTという酵素を増やすことで、プリン体が分解されて尿酸になるプロセスを一旦リセットさせて尿酸の生成を抑える働きがあることが分かりました。
□ 尿酸の排出を促す作用
疲労物質の乳酸が体内に溜まってしまうと尿酸が排出されにくくなります。アンセリンは乳酸の代謝を促して尿酸の排出を促進します。
では、マグロやカツオを多く摂取すれば尿酸値は下がるのか?・・・というとそう簡単にはいきません。
マグロやカツオには痛風発作の要因のひとつであるプリン体が比較的多く含まれているからです。
プリン体を摂りすぎると尿酸の生成が多くなってしまいます。
ですから、尿酸値を下げる有効成分をマグロやカツオから取り入れることは難しいものがあります。
そこで、今、アンセリンという成分を抽出したサプリメントがあり、それがよく売れているようですね。
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しかし、以前はマグロやカツオといえばプリン体が多く含まれているので、痛風の方は食べてはいけないと言っていましたが、研究が進むといろいろと分かってくるものですね。
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